真相

110年前の今日(1910年1月23日) 逗子開成中学ボート遭難事故が起こった。

この事故は「真白き富士の根・・・」の歌詞で始まる「七里ガ浜哀歌」と共に、人々の心に深く印象付けられているのだが・・・

この遭難者の一人が我々のコーラスの拠点地域の出身者であることから、3月の公民館まつりでこの歌を歌うことになった。以前にも団として歌ったことがあり、異存はなかった。

♪ましろき~ふじ~のね・・♪ と歌うたびに思っていた。

こんな真冬にボート部の訓練なんて・・・

引率の先生の判断ミスが原因だろう・・・

可哀想に・・・・と

しかしふと、この事故についてもっと詳しく知りたいと思い、調べてみた。

20200123

まずネットの記事をいくつか読み、それだけでは真実かどうか疑わしい点もあり、事故直後責任を感じて退職した開成中学教師で舎監だった人の息子が書いた小説「七里ガ浜」も読んだ。

小説といっても、当時の新聞記事及び父親が事故当時のことについて克明に書いた日記などがそのまま載せられており、むしろルポルタージュのような一冊だ。

思い込みとは恐ろしい。

そもそもこの事故は生徒たちが先生に無断でボートを出して発生したものだった。

そのボートを出した目的は鳥撃ち。訓練でも何でもない。

亡くなった中にT家の兄弟4人がいて、人々の一層の悲しみを誘ったが、そもそも鳥撃ちのためボートを無断で出し、家にあった猟銃2丁を持ち出した中心人物はこの兄弟の長兄である。

我が地域出身の青年Sはこの長兄と同学年で、しかも年齢はTと同じ20才である。

突風に煽られての転覆とは言え、7人乗りのボートに12人乗っていたのだ。当時の彼の言動は定かではないが、この事故に対しての責任が全くないとは言えないのではないか・・・。

命を落とした子供の親の気持ちを思い、追悼の気持ちを込めて歌おうと思っていたのだが、「無断」「鳥撃ち」の言葉が邪魔をする。

歌への思いが急激に冷めてしまいかなり戸惑っている。

糸のリレー

12日(日曜日)リトアニア合唱曲の練習でのこと。

参加者の一人Oさん(女性 同年配 私とは違うコーラスグループに所属)から突然
「織りをやってらっしゃると聞いたんですけど・・・」と話しかけられた。

合唱の場で織りのことを聞かれたことに驚きつつ「ええ」と返事をすると
「実は母親がフレミッシュ織りというのをやってたんですけど、ホームに入ることになり、たくさんある糸の処分先を探しているんです。もらってもらえますか?」と。

ワオ!

以前もそんなことがあった。

2007年3月の記事  突然のバトンタッチ に、やはり高齢で織りが出来なくなったお母さんの糸を私が貰い受けることになった話を書いた。

フレミッシュ織りの経験はないのだが、北欧の織物としてよく紹介されているので興味がないわけではない。大きい織機を使えなくなったら、フレミッシュ織りもいいかもしれない。

「いいですよ。以前も同じようなことがあったのよ。大切にしてきた糸が捨てられない、誰かに使ってもらえたなら・・・という気持ち良くわかります。」

私の住所を書いたメモを渡し、宅配便着払いで送って頂くことにした。

4日後の昨日、その糸が届いた(申し訳ないことに料金は既に払ってあった)。

青系・赤系・緑系などに分けられた糸・・・まるで絵の具のよう。

20200117b

中にお手紙とプレゼントとしてお母さんの作品が入っていた。

20200117_112026

糸を一つ一つ取り出してみた。
ん? 昔マットを織るのに使った糸と全く同じ手触りの糸がある。
ラベルを見る。

20200117c

ノルウェーの糸・・・
もしかして、と押入れの中に仕舞ってあるマット用のウール糸を出してみた。

20200117d

太さは違うが、糸の会社は全く同じ!
この糸はノルウェーの工房に直接ファックスを送って購入したもの。
その時のいきさつは 2007年2月8日の「ノルウェーから早朝ファックス」に書いた。

糸の力が人と人とを結ぶ。
これぞ糸のリレーだ。

おけいこバッグ

バルト三国を旅行した際買ったお土産・・・リネンのキッチンクロス

20200112a

我が家で使うキッチンクロスの枚数は十分足りているのに、「羊」にはつい手を出してしまう。

そこでお稽古バッグに変身。

20200112b

羊たちも、台所のお皿拭きより外出のお供の方がずっとうれしかろう。

正月休みの作品

1年のうちで手仕事に一番集中できるのは、実はお正月。

料理も家事も暮れのうちに何とか頑張っておけば、お正月期間は堂々と手抜きできる。

とは言え、これまでのように大作にとりかかるエネルギーはなく、とりあえず小品から。

20200106a

手紡ぎウールの細いマフラー

20200106b

絹のマフラー

 

 

2020スタート

新年明けましておめでとうございます

20200102_093805

2020年は子年

夫の干支だ

どうぞいい年になりますように・・・といつもの高来神社へ初詣

20200101_110525_HDR

今年は息子夫婦も一緒。

神社へ着いたのは元旦の午前11時過ぎ。

お神輿が海へ向かって出発する直前でGood timingだった。

お神輿を見送った後、そのまま神社の裏から湘南平へ散歩。

20200101_120645

青空に伸びる紅白のテレビ塔

傍にはお正月の恒例行事箱根駅伝の中継機材トラック

息子に撮ってもらった写真は

ピンボケの二人

20200101_122505_hdr-e1577931115161.jpg

どうぞ今年もよろしくお願い致します

初体験

どんな小さなことでも初体験というのはドキドキする。

月一回友人4人で行うカラオケの日でのこと。

いつもおしゃべり+カラオケを終えて、使用代を払うのだが、カラオケルームはマンション内の共有施設のため料金は1時間200円と安い。3時間4人で使うと一人あたり150円だ。

財布を出す。

そうだ、小銭がないんだった!

キャッシュレスライフにすっかり慣れ、ほとんど小銭を使わなくなったからだ。

誰か貸して・・・と一瞬思ったが、150円とは言え借金をしたまま年を越すのは嫌だな・・・というより、150円借りたことを忘れるかもしれないと思った。

「ねえねえ、LINE Pay使ってる?」と、好奇心は誰にも負けない私より年上のOさんに聞く。

「LINE Payは使えるようになってる・・・でもまだ使ってないけど・・・」さすが、Oさん。

送金初体験の絶好のチャンス到来!

「じゃあ、悪いけど、私の150円現金で払ってくれない。今、LINE Payで150円をあなたに送金するから」

20191229b

LINE Payを使い始めたのは、2か月前。スタートは恐る恐るの100円チャージから。その後1000円チャージして、コンビニで計4回使用。

使い方はわかるようになったが、送金は初めてなので、

20191229a

かなりドキドキ。でもちょっとワクワク。

残高が53円しかなかったので、まずその場で1000円チャージ。一瞬だ。

送金相手に友人Oさんを選び、150円を入力し、送金ボタンを押す。これも一瞬。

「行った?」

「来た来た!」

OK!

若者から見れば、子供のお遊びのような使い方だが、小さな小さな達成感を味わった。

 

 

 

 

 

今年最後のボランティア仕事

今年最後のボランティア仕事は、CD作り。

来年から始まるリトアニア合唱曲練習のための音取りCDだ。

音源データーはコーラス仲間で20歳の若者マー君が専用ソフトに楽譜情報を入力し作成してくれた。

私はコピーするだけなのだが、パート別4種類のCDが必要なので結構な仕事量になる。

だが、決して嫌いな仕事ではないので、優先順位は家の掃除よりかなり高い。

20191224

 

 

 

異常なし

病院の診察室

「脳のCT画像には特に異常はありませんね。でもお酒は脳の働きを悪くしますから控えた方がいいでしょうね。」

診察を受けたのは夫で私は付き添い。

数か月前から夫の物忘れが気になっていた。

老化現象とも思えるが、どうも物忘れの頻度とパターンがこれまでとは違う気がする。

気になるきっかけは今年秋のスウェーデン・バルト3国の旅行。一日24時間3週間ずっと夫と一緒に行動していて「えっ?記憶力がこんなに衰えてたの?」と驚くことが何回もあった。

毎日一緒に暮らしているとは言え、できるだけお互いの活動の邪魔をしないことが暗黙のルールになっていて、じっくり会話するのは夕飯の時くらい。お互いの老化現象もわかっているようでわかっていなかったのではないか・・・。

生活の中で、財布・鍵・スマホの置いた場所を忘れる・・・これは自分もそうだから気にならない。

夫と私だけの食事直後ゲーム”料理の内容当てクイズ”の正解率もあまり良くないが、男だから仕方がないので程々の結果として受け入れていた。

だが夫が「もう何年も来てないな・・・」と言った場所は、今年春に来ている。「長い間会っていない」という人にも、数か月前会っている。

ニュースを見てて、当然知っているはずのことが「わからない」という。

おいおい、もしかしてアルツハイマー?  認知症?

我々の年齢がすでに危険ゾーンに入っていることは確かなのだが・・・

このまま夫が壊れていくのではないか

ここ最近の物忘れはこれから始まる悲劇の単なる序章に過ぎないのかも・・・と、どんどん不安になる。

本人は「頭が悪くなった」とは言うが、年相応だと思っている。

「えっ? 覚えてないの?」と私が反応すると、いや~な顔をする。「傷つく」とも言う。

忘れたことを指摘すべきなのか、スルーすべきなのか・・・?

もしも認知症やアルツハイマー症だとしたら、家族はどういう対応をしたらいいのか? これに関する知識は全くないに等しい。

不安は本人より私の方が日々大きくなっていった。

とにかく診てもらおう。対策はそれからだ。

夫には正直に私の不安を告げた。夫も診察してもらうことに快く同意してくれた。

まずは二人でかかりつけの内科医へ行き検査設備のある病院への紹介状をお願いする。

私の深刻な気持ちに反して、夫を2か月に1度診ているかかりつけ医の反応は「お酒の飲みすぎってこともありますから・・・」と軽めの反応。でも紹介状は書いてもらえた。

そして昨日、その紹介状を持って病院へ行ったのだ。

最初簡単な質問。

医者が言った言葉を3つ、繰り返す。鍵や歯ブラシが入った箱を見せられ、蓋をした後、何が入っていたか答える。簡単な暗算。野菜を10種類言う。バカにするな・・・と言いたくなるような問題だが、認知症ではこれらに答えられなくなるということか。

幸い、夫はひとつ間違えただけだった。

その後、先のCT検査へと続き診断結果は異状なし。

翌日、密かに相談していた娘にメールで報告した。

娘からは

「何でもなかったのも良かったし、このことをお父さんにオープンに話せたのも良かったね」

そうなの、それを言いたかったよ。

お互いの老化は止められない。でも傷つけあうのは阻止できる。

gray+red

先日制作したお稽古バッグは「灰色+赤」

20191126_133508

一昨日から織り始めたマフラーの色も灰色+赤」

20191206

そう言えばこのブログのトップ写真も灰色と赤の紡ぎ糸

gray+red

このカラーコンビネーション、意識していなかったけれど実はかなり好きってことか・・・。

 

 

 

 

週末イベント2つ

11月30日(土曜日)午後

混声合唱団コールグリーンの定期演奏会を聴く。

20191201_153358

定期演奏会を42回も続けるベテラン合唱団。

団員は40名弱。合唱連盟加盟団体の中で最も多い・・・うらやましい。

毎回ほとんどの団員が演奏曲全部を暗譜で演奏・・・・頭が下がる。

12月1日(日)午前

湘南国際マラソンがあり、散歩がてら海岸へ出かける。

花水川にかかる橋の上を大勢のランナーが走っている。

20191201_093750

スタート5km地点少し手前にあるコンビニ。

駐車場に置かれた臨時トイレの前にはレース途中のランナーの長い列が・・・。

20191201_094922

レースは始まったばかりでこの先5時間くらい走るのだから、トイレタイムに多少時間がかかってもドンマイということか。

今回の湘南国際マラソンの参加者数は フルマラソンが20500人、10kmが4000人 だそうだ。

夫が参加した第2回大会の総参加者数は14000人だったから、規模はかなり大きくなっている。

日本のランニング熱はまだまだ熱い!