道具その1

昨年、自宅で手織り始めるにあったて、手織機の他、様々な道具を買い揃えた。 いずれも、織物に携わる人たちによって考案され、改良され続けて完成された道具はいずれも機能的で美しい。

道具1 003

上は、杼(シャトル)と呼ばれる道具で緯糸を左右に渡すために使う。 ローラーがついているものや、先がもう少しとがったものなどいくつか種類があるようだが、私は写真のものを3本買った。

握り心地がなんともいい。 杼を左右に渡す度に、中に通した糸巻きの回転する音が聞こえる・・・・・スルースルー。習い始めの頃は、握り方もぎこちなく、何度も先生に矯正され、ようやく正しく握れるようになった。 これから何年も使う道具。大切に扱いたい。

鳥の仕業

今年の冬は例年に比べ非常に暖かい。 玄関脇になっている甘夏の黄色もいつもより濃いような気がする。

みかん 004

・・・と思ってよく見ると、てっぺんになっている実がすっぽり食べられてしまっている。

みかん 003

こんなことは初めて。  厚い皮をかきむしって食べるなんて余程強いくちばしをもってるやつの仕業・・・もしやカラス?? いまのところ犯行現場を目撃していないので、何ともいえないが、確かなのは甘夏がもう「おいしい」ということ。

今日は一日忙しいので、明日、収穫。

中国への小包

上海にいる息子が、こちらで預かっている彼の自転車部品を送ってくれと言ってきた。

彼が自転車で遠出を楽しむようになったのは、高校生の頃。以来ずっと自転車を乗り回していて、現在住んでいる上海でも休日は自転車を楽しんでいるよう。

「いいよ」と返事したものの、待てよ、自転車部品は送れるだろうか・・・・。 前回電子辞書を送ろうと思って郵便局へ行ったら、「没収される可能性あり」と言われて送るのをやめたのを思い出した。

郵便局のホームページで調べると、禁制品の中に「自転車」が・・・・。 「自転車の部品」だったら大丈夫? 他にも時計、カメラ、テレビ、ラジオ・・・・。 そして値段は1件につき1000元を超えないこと書いてある。 部品はいくらだろう。

上海まで飛行機で3時間。 経済が急成長し、物・人の往来がかつてないほど頻繁になっている上海。 うっかりボーダレスと勘違いしそうだったが、思わぬところでぶつかる国の壁。 この壁、結構厚い。

あきらめよう

土曜日朝、夫の留守中(いつものジョギング)、義兄から電話。義兄の還暦と義父の米寿のお祝いを3月○日に行うので都合はどうかという内容だった。○日と聞いた瞬間、「まずい!」と思う。 手帳で確認した。 やはり、夫のフルマラソン大会当日だ。

「この日はマラソンに出る予定なんですけど・・・・」。「そんな年寄りが、マラソンなんか・・・・」と義兄。「はい、そうです。もちろんお祝いの方が大切なので、マラソンはキャンセルします」と即座に答えた。

夫が知ったら、がっかりするだろうと思った。 フルマラソンは初挑戦。 昨年の8月にエントリーしてから、ずっとそのために練習の距離を伸ばしてきた。 このところの話題はいつもフルマラソンだった。 会社の駅伝も、市主催のハーフマラソンもフルに向けての前哨戦のつもりだった。

夫がジョギングから帰り、「今日は調子よく走れたよ」とにこにこ顔。 心の中で「ごめん」と言いながら、お祝いのこと、キャンセルのことを告げた。 夫、一瞬固まる。

夫の実家の行事なので、もちろん夫から不満めいた言葉は出ないが、あきらかに力がすっぽり抜けた様子。「そうか、○日なのか」を何度も繰り返す。

「マラソンは来年もあるけど、お祝いは1回きりだからね」と慰める。

もしも私のコーラス発表会が重なっていたら・・・グループの人たちに確実迷惑をかけることになる。すんなり受け入れられるだろうか?  ともかく重ならなくて良かった。 マラソンは個人競技。迷惑をかけるわけではない。 気持ちを切り替えよう。

夫の実家に行ったついでに、私の実家に寄ることができる。 母が新しいパソコンを買いたがっているので、その時一緒に買いに行こう。

マラソン

祈る

毎日のようにコメントをくれてたutaさんが調子悪そう。 自分のブログを開く・・・コメントはまだ来てない・・・・彼女のブログを開く・・・彼女のコメント欄にも返信がない・・・・かなり悪い状態なのかなあ・・・心配。

彼女からコメントをもらったのは、私がブログを始めてすぐの頃。以来、ほぼ毎日コメントをもらってきた。彼女に褒めてもらいたくて、せっせと手作り品の写真をブログに載せた。 彼女のコメントはいつも軽妙で、夫はすぐに彼女のコメントファンになった。 彼女の以前のブログも読ませてもらったので、かなり彼女のことを知ったつもりでいた。

でも実は何も知らない。 彼女の顔も(会ったこともないのだから当然)彼女の調子が悪い理由も。

私がブログを書くとき・・・誰でもアクセスできるように設定しているので、プライベートなことを書いたとしてもあくまで覆面をかぶっている。 少しオブラートに包んだりもする。 そして、本当に恥ずかしいこと、相手が読んでいやな気持ちになりそうなこと、人の悪口、愚痴・・・これらはできるだけ書かないように努めてきた。 自分の出したい部分は書く、隠したい部分は書かない。

多分ブログを書いている常識人は大方そうだろう。 相手のブログを何年分読んだからと言って、相手のことをすべて分かっているわけではない。 知っているのは、ほんのほんの一部だけ。

私はブログ上の彼女しか知らない。 それでもブログ上で築いてきた信頼は確かだと思っている。 

私が彼女にブログ上でしてあげられることはないのだろうか? やはり、今は彼女の回復を祈るのみ。

は~やく元気にな~れ!

エネルギー・・・与えて、もらう

静かに過ごそうと思っていたのだが・・・

昨日、水泳から帰って昼食をとっていると、丘の上のKさんから電話。

「パソコンが変なの・・・。忙しいですか?」とKさん。「いいえ、大丈夫。じゃあ30分後に伺います!」と元気よく応えた。Kさん宅に着いて、パソコンのトラブル(極々小さなもの)を一つずつ解決。 これだけなら30分で終わるのだが、いろいろ話が間に入るので、結局2時間居た。 

お茶を飲みながら、ふとテーブルの雑誌に目をやると、表紙に「堀文子」の文字が・・・。 Kさん日本画も描かれるので、「堀さんの絵、素敵ですよね。彼女は隣のO町に住んでいらっしゃるんですよ。」と私が言うと、「この雑誌、堀文子の名前につられて買ったの。そんな近くにいらっしゃるなんてもう・・・・・」と感激された。

ひょっとして、Kさんは白州正子ワールドも好きかもしれないと思い、手織りの先生のお宅の敷地は、かつて白州正子の実家の別荘地だったことをお話すると、これにも感激。 先生の作品展示会があったら是非知らせてほしいと頼まれた。 

Kさんに私のエネルギー少し伝わったかな?

夜、漢字教室。 先々週から始めたA君(20歳前の若者)。 お父さんが日本人なので、日本語は問題ないのだが、漢字が書けない。 日本の大学を目指しているというから、やる気が感じられる。 

私も若い人からエネルギーをもらっている。

米袋

アメリカンアンティークキルトの中に、古い粉袋・・・feedsackが使われたキルトがあった。とても元粉袋とはおもえないかわいらしいプリント柄。 何でも、粉用の袋をカラフルなプリント柄に変えたら、ものすごく売れたんだそうだ。

そういえば、我が家にも米袋がある。 毎回夫の実家から送られてくるお米は布の袋に入っている。

風呂敷・ふきん 002

↑暮れに送られてきたお米は、手ぬぐいを2枚あわせて周りを手で縫った袋に。もちろん義母の手作り。 今回は量が少なかったので手ぬぐいサイズの袋だが、いつもはもっと大きい。↓風呂敷・ふきん 001

実家の地域では慶弔の引き出物の量が大きいので必ず大判の風呂敷がついている。親戚の慶弔が度重なると風呂敷の数も増える。 義母はその風呂敷を二つに折り、周りを縫って米袋を作る。

送られてきた米袋・・・義母が手で縫ったと思うと、とても捨てる気にはなれない。私はその都度糸をほどき、再び風呂敷として使う。風呂敷は大判で軽い。冬物衣類と夏物衣類の入れ替え時の衣類の移動や、クリーニング店に衣類を持っていくとき等に重宝している。

2007 東京国際キルトフェスティバル

毎年東京ドームで開かれる東京国際キルトフェスティバルに行ってきた。今回が5度目。 日本最大のキルト展で全国からキルトファンが集まる。 今年は開催日が少し増えたので、来場者は少し減っているかと思ったが、なんのなんの・・・すごい人人人。

今年の企画の目玉は ①第一線のキルト作家70人の作品 ②アメリカン・アンティークキルト ③韓国のポジャギと日本刺繍展 ④キルトコンテスト ⑤フレンドシップキルト(テーマ・・・バスケット) 

私とキルト仲間は毎年⑤のフレンドシップキルトに参加している。 参加といっても、与えられたテーマのデザインで20cm四方のパッチワークを作り実行委員会に送るだけ。 デザインも布の選択も自由。 委員会では、全国から集まった20cm四方の布を配色・デザイン等を考慮して並べ、ベッドカバーサイズに縫い合わせてキルトとして仕上げる。今年も全国から9600枚の布が集まったらしい。

今年も、まず会場に入ると自分たちの布がどこに使われたか見に行った。 

キルト展2007 001 

私のは、右から2列目、上から4番目。

その後有名作家の作品やコンテスト入賞作品を見学。 もちろん素晴らしい作品ばかりなのだが、実用のキルトというより、もはやアートの世界になっており、親近感はない。 その点アンティークキルトには、汚れや擦り切れなどの使った証が残っていて、気持ちが引き込まれる。

作品見学の後はお買い物。 パッチワーク用材料を扱うお店が全国から集まり出店している。その数200店以上。来場者の多くはここでのお買い物も大きな目的の一つ。 最近の傾向を知ることができるし、地元では手に入らない材料も買うことができる。 

初めて来たときは、買い物にも夢中になっていたが、最近は私のキルト作りへの情熱が少し薄れているせいもあって、淡々と見て回った。 ここ数年の流行は「和風」。 古布を扱っているお店が多い。 歩き回る中で私が気になったのは裂き織りのベスト、ジャケットやコート。 これらを扱っているお店は多くはなかったが、見つけるとすぐにデザインや配色などを頭にメモする。 

今朝8時半に仲間とH駅で集合し、H駅で解散したのは午後4時半。 昨日の、午前中・コーラス、午後・手織り、夜・コーラスというハードスケジュールに続いての東京一日トリップ。 外の刺激は充分受けた。 明日は少し静かに過ごそう。

(印象に残ったキルトはフォトコーナーにアップしたのでどうぞ)

マフラー、とりあえず終了・・・次は

昨夜、マフラー(白・・・2本)を織り終わり、房の始末をした。 後は洗って縮ませ、乾かして完成。 マフラーは合計16本織ったことになる。  出来上がるたびに、家族、友人にプレゼントし、今手元にあるのは7本。 手元に置いておきたい気持ちと、誰かにプレゼントしたい気持ちと半々。

   マフラー白

先週、次の作品(娘の結婚式の引き出物)について先生に相談した。 試作として麻を織ってみましょうということになったのだが、麻を織るのは初めて。 糸に伸びがないので織るのは難しいのだと聞いた。 果たしてうまく織れるだろうか・・・。

麻糸

二日前、先生からわけてもらった糸を糊付けして乾燥。 紺の糸は木綿と麻が混ざっているので、それほどでもないが、白の麻糸はたしかに、ゴワゴワ、バサバサしていて、扱いにくい。 ずっとウールを触っていた手が、拒否反応をおこさないといいのだが。