未だ新米教師

漢字教室に先週から通い始めた若い女性のチェンさん。カンボジア出身、在日5年。

初日、彼女は某中華ファミリーレストランのメニューが印刷されたちらしを持ってきていた。

「先生読み方教えてください」と言われ、「春巻き」「五目チャーハン」「豚の角煮」など、一つ一つ読み上げると、彼女、一生懸命そのちらしに読み方を書き込んでいる。

「先生、余分にお皿が欲しい時は何と言いますか?」

「そうね、餃子のたれに使うんだったら『小皿お願いします』。 大皿の料理を一人一人に分けたいときは、『取り皿をお願いします』って言うわね」

すると彼女、そのセリフをノートに急いで書いている。

「ここへはよく食べに行くの?」と聞くと、「レジ係として働いています。でもお客様から注文を取る仕事もしたいので・・・・」

そうか、お客さんはどんな風に注文するかをあらかじめ知っておきたいのだ。

本当にえらいなあ。 

勉強熱心だから、漢字の勉強中もよく質問をする。

例えば、

「教室をきれいにしておく」と「きれいにする」はどう違うんですか?

「『おく』っていうのは、『前もって準備をすること』  あるいは『その状態のままにすること』・・・な~んて言っても『前もって』ってわかるかな? 『始まる前に』ってことよ。」

わかりやすい日本語で説明するってなんて難しいんだろう。

うまく説明できなかった部分は帰宅後も気になり、辞書で調べる。 

教えるどころか私の方が勉強の機会をもらっている。

未だ新米教師」への4件のフィードバック

  1. そう、人に教えることって結局は自分のためになるってことだよね。
    前もって準備をすることね・・・その言葉イタッ!
    今回の旅行もっと勉強してからいけばよかったかもな^^

  2. yukoさんんの気持ちよーくわかります。 日本語ってすごく繊細な言葉なので言い回しが非常に多いし説明するのが難しい。 だから外国人が日本語勉強するのはほんと大変ですよね。 私も英語そろそろ勉強しなおさなきゃ。

  3. sakautaさん
    旅行の前の勉強って、英会話のこと? 急にやってもだめよ。 次の旅行のためには、今からやっておくことね。
     

  4. えみさん
    日本語教えてるときいつも、以前お世話になったESLの教室を思い出します。あの時先生はどんな風に教えてたかなあって。
    あまり細かいことにこだわらず、とにかく聞く、話すが大事だったような・・・・
    私も最近英語の勉強してません。 少しずつでもやろうかな・・・・。

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