ラクじゃないラクダ

ラクダは英語でキャメル

キャメルの毛布と言えば高級毛布。上質の毛で作られているので保温性が高く肌ざわりも良い。 

しかし、私が2年前買ったキャメルの原毛は安かっただけに、毛質は粗く、ゴミ・毛玉が大量に混ざっている。

衣服には使えないものの、敷物やバッグの用途には適しているので、早く織ってみたいのだが、なにせゴミ取りに時間がかかる。 

コツコツが大切

↓ひとつかみの原毛

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↓毛を少しずつ広げながらごみ・毛玉を取り除く

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↓まだこんなにある。

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この2週間、織り機が使えなかったこともありひたすらゴミ取り・紡ぎ作業の毎日。

根気に関してはちょっと自信があるのだが、さすがにもういい加減飽きてきた。

 

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スポットライト

「すてきなピアノですねえ」と何度か言われた。

リフォーム会社の担当者は、「ピアノのところには、スポットライトを入れておきました。」と。

私、小声で「はあ・・・どうもご丁寧に。 ・・・・・でもピアノのところねえ・・・ほとんど弾かないんだけどなあ・・・・ブツブツ。」

ピアノのふたを開けるのは、最近では歌の練習の音とりをするときくらい。

長い間弾いていないので、弾く自信は全くない。

自分のへたくそなピアノの音などあまり聞きたくない。

ピアノには本当に申し訳ない。

そのことを夫に言ったら

「オレ、弾こうかな・・・・。 教えてくれる?」

ピアノのあたりが一瞬光ったような・・・・・

人一倍不器用な夫がピアノに挑戦・・・・う~ん、定年後のプランとしては悪くない。

♪ ♪ ♪

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部屋を暗くしてスポットライトだけにすると、ピアノのコーナーはちょっとしたライブハウスの雰囲気。

緊張した面持ちでピアノの椅子に座っている夫。 

その横に私。 片手にワイングラス。

「はい、右手でド・レ・ミ・・・・・、じゃあ次は左手でド・レ・ミね。・・・・あら~、上手上手・・・・・。では両手でどうぞ。」

♪ ♪ ♪

静かな朝

朝8時

自分以外誰もいない家

久しぶりの静かな朝

この3か月間、日曜日を除く毎日行われていたリフォーム工事

外壁塗装の仕事はまだ残っているものの、家の内部の工事は、照明器具の取り付け以外はほぼ終わった。

大工さんたちは今週から別の現場へ。

日中、常に背後に彼らの仕事の音を聞きながらの生活は 

決して心地よいものではなかったが、こうして静かになってみると、少々静かすぎる。

朝、大工さんと元気よく交わす「おはようございます」もない。 

大工さんが休憩する10時、12時、3時に合わせて、こちらもほっと一息ついていた、あの生活のリズムも

今はもうない。

3か月前の静かな朝に戻り、もっとゆったり気分になると思っていたのに、どうもそんな気分じゃない。

リフォーム中に適応してきた生活のリズムがまだ体の中にしっかり残っているようだ。

仕事をする大工さんに対して持っていた緊張感も残っている。

未だに緩めることができないでいる。

あわてて消すこともあるまい。 いずれこの緊張も消えてなくなるのだろう。 

再び駐車問題

「角の○○だけど・・・・、あのさあ、お宅の工事の車、「警告」張り紙の前に止めてんだよ。 うちの車は大きいから出し入れに迷惑してんだよ。 ちゃんと止めさせるよう言ってくれよ。」

朝一番の電話。 言葉使いが乱暴。

ドキッ!

あの○○さんだ。 とうとう我が家に電話をかけてきた。  

現在、○○さんの家のすぐ前の2軒と少し離れたうちを含めて3軒の工事が進行中。 工事関係の車が○○さんの家の前の道路に常時数台止められる。

しかし道路は駐車禁止区域ではなく、しかも片側は中学校グラウンドのフェンスなので、○○さんの迷惑になるような止め方はしていないはず。

○○さんの家の曲り角からも5m離れて止めている。

なのに、○○さんのご主人、「10mあけろ」と主張する。 何度も工事の会社へ電話をし、担当者を呼びつけ文句を言っているらしい。 

とうとう、ある大手ハウスメーカーの担当者は「警告文」なるものを作成。学校側フェンスに張りつけた。 

○○さんの主張するおよそ10m分のフェンスに張られている。

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道路交通法では5mあければいいところなのに、6mや7mのところに止めたら「非常識な行動」なのか・・・・・

電話ではとりあえず「わかりました。気を付けます。」と言って切った。

さて、どうする・・・・・何も法律違反してるわけじゃないし・・・・でも工事はあと1週間、ここへきて波風は立てたくない。

よっしゃ、○○さんに挨拶してこよっと。

ピンポ~ン。

出てきた○○さんに、

「今後気をつけますが、うちは後1週間で工事が終わりますので、ご迷惑でしょうがよろしくお願いしま~す。」とにこにこ笑顔で挨拶。

○○さん、電話の感じとは全く違って、「止めるなとは言ってねんだよ・・・・・ブツブツ・・・・・俺さ、週2回パソコン教室に通ってんだよ。」と、どうでもいいことまで喋りはじめ、表情が柔らかい。

な~んだ、この偏屈オヤジ、女性の笑顔には弱いようだ。 案外気が小さいのかもしれない・・・・。

夫が言うように、この偏屈オヤジのわがままをそのまま受け入れたくはないけれど、あと1週間の我慢。 なんてことないさ。

映画「歓喜の歌」

文化会館のダメ主任が2つのママさんコーラスグループの発表会をダブルブッキング。その騒動を描いた映画が「歓喜の歌」。

映画ファンのsakautaさんが「A」の評価を下した映画だ。 

コーラス歴通算数十年、ママさんコーラス歴だけでも約20年の私としては、見ないわけにはいかない。

上映開始は夕方6時20分。 あ~、あと15分しかない。 玄関脇で道具を片付けている大工さんを尻目に慌てて映画館へ急いだ。

一人で行けば1700円、夫婦二人で行けば2000円。  もちろん夫がついてきた。

映画は、最初バラバラだった登場人物の心が徐々に溶け合っていく様を描いていく。

ママさんコーラスに関しては、内情をよく知っている。 どのシーンも現実に体験している場面とほぼ同じ。

なのに、笑ったり泣いたり、心を揺さぶられる。

素敵なヒーローや、ヒロインが特別なストーリーの中で生み出す感動ではなく、

唄っている時が幸せなママさんたち   だから頑張るママさんたち 

そんな彼女を陰ながら応援する周りの人々

こういう普通の人々の中から生まれる感動だ。

そして、唄うことへの情熱があるからこそ生まれる感動だ。

私たちの合唱祭まであと2週間。 

私も、当日、あの「歓喜の歌」を歌うママさんたちのように、喜びに満ちあふれた表情で唄いたい。