燕岳登山 Part2

7月27日

中房温泉の宿は登山口のすぐそばにあるので、朝はゆっくりスタート。

7時朝食。 支度を終え歩き始めたのは8時前だった。

登山口からは急な上りが3時間続く。

3時間というのは、地図に書かれた参考タイム。 これは40~50歳の登山経験のある男性が上った場合のタイムだという。

私の場合、この時間で行けるはずがなく、夫はいつも1.5倍~2倍の時間を見込んで計画を立ててくれている。

森の中はひんやりしている。 じっとしてると寒いくらいの気温。 

しかし歩き始めると同時に汗が流れ出す。 いや噴き出す。

息をしっかり吐いて、一歩一歩ゆっくり登る。

途中下りの人たちとすれ違う。 

上りの我々を優先させてくれるのはありがたいのだが、

「こんにちは」「がんばってください」とかけられる挨拶に、返す余裕など私にはない。 

もちろん周りの景色を楽しむ余裕もない。

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

そもそも登山など、私の趣味ではなかった。(今でも趣味とまでは言えないが・・・) 

実家は町中の商店。 両親ともアウトドアを楽しむような人間ではなかったし、その時間的余裕もなかった。

学校行事の登山でも楽しい思い出など皆無だ。 

結婚し、夫が山好きとわかったあとも、一緒に登ろうなんて思ったことはなかった。

ところが、

子供たちが幼稚園・小学校へ行きだすと、夏休みにどこかへ、となったとき、「山」が出てきた。

幼稚園の子供の足に合わせて行くんだったら、私も大丈夫そう、と一緒に登ったのが最初だ。

家族で登ってみて、重要なメリットを発見。

「家で実権を握っているのはお母さん」と思っていた子供たちに、山ではお父さんがリーダー、お母さんは静かに控えているといった光景を見せることができる。 登山は家庭の力関係を正しく修正する絶好の機会なのだ。

その後、1年に1度ほど、夫について歩くようになった。

ゆっくりでも自分のペースで歩けば、私でもちゃんと頂上に到達することができ、達成感を味わうことができるのだ。

それでも、歩くのは相変わらず遅い。 リュックも山登り大好きおばさんたちよりずっと軽目。 高山植物の名前も一向に覚えられない。 山ではいつもビギナーだ。

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 

約30分ごとに休憩しながら、きつい登りが終了する地点「合戦小屋」に着いた。 

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中房温泉で作ってもらったお弁当・・・チャーシュー、シイタケがたっぷりの中華風おこわを食べる。

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一応笑顔の私

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翌日縦走予定の大天井岳

燕岳のそばにある燕山荘に到着したのは、午後1時過ぎ。  

山小屋で部屋に案内されている時、雨が降り始めた。 ラッキー!

雨はだんだん強くなる。 風も強い。

燕岳の頂上へは小屋から30分だが、この日の登頂は断念した。

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夕方、雨は上がり、槍ヶ岳がくっきり見えた。

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燕山荘と燕岳

後で聞いてわかったのだが、

午後からの雨は雷も伴っていたようで、我々の後から登ってきた人たちの中には、怖くて途中で引き返した人もいたようだ。

う~ん、明日の天気が気になる。

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燕岳登山 Part1

7月29日(火曜日)

      午後12時過ぎ・・・・穂高駅到着・・・大糸線松本行きが大幅に遅れていた。松本駅付近の落雷のためらしい。

      午後5時半・・・・H駅に着いた途端、雷雨の出迎え。  

      ああ~、雷のやつ、一体どこまでついてくるんだ・・・・・

ともかく無事に帰宅できたことを「良し」としよう。  

かなりの疲労でぐっすり眠れると思ったのに、深夜遅くまでこの4日間の出来事が頭の中を駆け巡っていた。

★ ★ ★ ★

7月26日(土曜日)

相模線・中央線・大糸線と乗り継いで、穂高駅に着いたのは午後12時過ぎ。 

中房温泉行きのバスが出るまでしばらく時間があったので、駅前の喫茶店で過ごした。

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かき氷・・・・ブルーベリーミルク

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店内はギャラリーも兼ねていた。 麻布にペイントした袋物の数々が展示販売されている。 

いつの日か私もこんな風に作品を並べてみたい・・・・。

  ~ ~ ~ ~ ~

中房温泉行きのバスの乗客はほとんどが登山者だった。

緑の谷間を縫うようにバスが進み、約1時間後、山奥の秘湯中房温泉に到着した。

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入口の「日本秘湯を守る会」の大きなちょうちんが出迎える。

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どんな会なんだろうね・・・・

宿は新しい建物と古い建物が並んでいるが、登山客はほぼ古いほう(値段が安い)に宿泊するようだ。

この日の登山宿泊客は、我々のような夫婦連れが数組、5名~10名ほどのグループが3つほど、そして成城学園の中学生一行約40名。

この中学生グループを率いるプロのガイドさんと少しお話をした。

彼らの予定ルートは中房→燕岳→槍ヶ岳→上高地。

中学2年生を対象とし、約60年続く伝統ある学校行事らしい。

そういえば、2005年夏我々が槍ヶ岳登山をした時、中学生グループに出会ったのだが、あの子たちは成城学園の生徒だったのか・・・・

今回の我々のルートは 燕岳→大天井岳→常念乗越

ルートは違うが、中学生に負けないよう頑張ろう。

 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

お湯がふんだんに流れ込む露天風呂に入り、

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決して豪華ではないが十分満足できる夕食をいただき、

明日に備え、8時就寝。  

のりさんの「雷には注意、3時までには小屋に」を呪文のように唱えながら・・・・     

登山の準備

朝から明日の準備でバタバタ。

何しろ4日間の留守となると、しておかなければならないことは結構多い。

朝一番に畑の草むしり・・・・洗濯・掃除・・・・冷蔵庫の整理・・・・・ああ、そうそう新聞も止めなきゃ・・・・

登山用の靴を出す・・・・数年前、わざわざ専門店まで行き、足のサイズを測ってもらって選んだ靴だけあって、履き心地はグー。

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その時一緒に買った、雨具とリュック

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3泊とも小屋泊まりなので、食料は少ない。 昼用の補助食として、定番のラーメン。

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重いものはすべて夫任せなので、私のリュックはわずかな衣類とお水だけ。

そうそう、これは私の必需品・・・・日焼け止め

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そしてお化粧拭き取りシート

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明日からの日程を頭に入れ、軽くシミュレーションしながら、準備をする。

いよいよ気持ちが山モードになってきた。

谷間

一つの作品を作り終えて次の作品に移るまでの間にできる谷間。 

この期間がどうも苦手だ。

焦点がぼやけたようなうつろな気分で過ごすことが多い。  

次の作品をどうするかで迷っているからだ。

・・・・あの糸を使おうか、いやこの糸がいいかもしれない・・・・・織り方はどうしよう・・・・何を織ろう・・・・など延々と迷う。

先のプランがない不安、進めないイライラが、これまで順調だった生活のリズムを崩す。

あれやこれや迷うこと自体を楽しめばよさそうなものだが、

手を動かしながら考える癖がついているせいか、考えるだけの時間がどうも楽しめないのだ。 

まったくの貧乏性。

そこで立てた対策・・・・・現在進行中の作品を織りあげるまでに、次の作品を考えること。

織ることそのものは単純作業。 頭で考えることは邪魔にはならない。

焦って仕上げることはない、次の作品が決まるまでゆっくりと織ればいい・・・・と言い聞かせる。

今回はそれがうまくいったようだ。

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先日織りあげた夏色スクリーン。 

織っている間に考えた次のプランは

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テーブル用マット。  

谷間の期間は短くてすんだ。

さて次は・・・・このマットをゆっくり織りつつ考えよう。

静かに、静かに

夜9時過ぎ、近所の人が我が家のインターホンをピンポ~ン。

何事かと思いきや、「○○さんとこの犬がうるさいんだけど、あのお宅お留守なのかしら・・・・」とおっしゃる。

「さ~? うちは窓を閉めてたので聞こえませんでしたが・・・」

表へ出て、相談とも苦情ともつかぬその方の言い分を聞いてあげてるうちに、犬の飼い主夫婦が帰宅。

私は即座にその場から退散したのだが、

それ以降、音に神経質なその方のことが気になり出した。

夜間の音には気をつけよう・・・・

となると、

我が家のバルコニーでの夕涼みも

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せっかくの明るいライトは使わず

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小さいティーライトの明かりのもとで、夫と二人会話を交わす。

静かに、静かに・・・・と言いながら。

花の名前

花の名前、とりわけ洋名が覚えられない。 

確かこの花もカタカナ名だったような・・・・でも、忘れてしまった。

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我が家で夏に咲く唯一の花。

3~4年前に小さなポットの苗を買ってきて庭の片隅に植えた。

放ったらかしなのに、毎年ちゃんと咲いてくれる健気な花。

名前くらいは知っておかねばと思って、検索してみたが、

どうも見当たらない。

どなたか、教えてください。

ナパサあおぞら合唱祭2008

西日を浴びながら歌う。

額に汗がにじみ、粒になって流れ落ちる。

梅雨の間中我慢していた汗が一気に噴き出したよう。

それでも、う~ん爽快!  

梅雨明け宣言の出た土曜日午後、地元FMラジオ局の公開生放送「あおぞら合唱祭」が開催され、我がコーラスグループは他3団体と出演。 約20分の演奏を楽しんだ。

場所は駅ビル3階のウッドデッキスペース

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ステージはこの青い日除けの下

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実はこの企画、5月31日に予定されていたが、あいにくの雨で中止となった。

会場を別の場所に移すこともなく、また、イベントを別の日に延期することもなくの中止。

何か月も練習してきたのに・・・・と、コーラスメンバーみんなに不満が残った。

その後の反省会では、我々の残念だった思いをきちんと局側に伝えるべき、そして今後こういう番組に参加する場合は、雨が降っても歌わせてもらえるという条件をつけるべき、という意見が出ていた。

どっちみちあの企画はボツになってしまっているだろう・・・・と思っていたら、

ラジオ局は新たな日程を設定して、再度、出演を打診してきた。

今度は雨の場合には駅ビル内に会場を移して行うという。

個人的には、前回もそうだったが、どうも前向きになれなかった。 

理由は、

私自身が、この地元FM局の番組を、普段はまったく聴いていないということ。 

地元住人としては実に申し訳ないことなのだが・・・・・どうでもいいおしゃべりにうんざりなのだ。

しかし、コーラスメンバーの「地元メディアとの関係を作っておいたほうがいい」という声で出演を承諾したのだった。

   ・・・・・・・・

歌うと、やはり気持がいい。

機会を与えてくれたFM局にはちょっぴり感謝もしているので、

局がくれた番組表をじっくり見る。

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相変わらず、おしゃべり中心かあ・・・・

だが、待てよ

FMラジオから流される音楽をBGMのように聴いていたのは、

好きな音楽のレコードを買いたいだけ買えなかった我々世代の人間。

今は好きな音楽は何もFM局に頼らずとも、様々なメディアを使って聴くことができる。

とすれば・・・・

地元情報発信局としてのFM放送もありなのか。

気持ちを少し切り換えて

ダイアルを78,3に合わせてみよう。

些細な混乱

夫と私、向かい合ってご飯を食べている。

ある晩、

夫の口元にご飯粒を発見。

「ご飯粒、ついてるよ。」

「どこ?」

「ここ」・・・・私の口元の右側を指でさす。

「ここ?」・・・夫は自分の口元の左側に手を当ててご飯粒を探る。

「違う、違う、口の右側よ。 どうして左側に手がいくのかなあ・・・」

夫は主張する。・・・・・ご飯粒の位置関係は鏡に映ったように認識する。 つまり夫の右は私の左。

一般的にはそうなんだと言うのだが、

私には、どうしても夫の顔を私の鏡として認識することができない。

だからいつも夫の右は私の右。

   ★ ★ ★

「あっ、ご飯粒がついてるよ」・・・夫が指摘する。 夫の指は口もとの左。

瞬間、私の手は自分の左へ。

「違う、違う。 そうか、お前の場合は鏡じゃないんだった。」と夫の指が右へ移る。

   ★ ★ ★

顔についたご飯粒をめぐる些細な混乱ではあるが、

我々夫婦、結婚30年間気がつかなかった新しい発見を、結構おもしろがっている。

イメージ

先日夫と一緒にコンサートを聞きに行ったのだが、

会場でコーラス仲間数人と会った。

その後のコーラス練習日で、夫を初めて見た仲間から

「ご主人、私がイメージしてたのと全然違ってたわ~」と言われた。

以前からブログを読んでくれているその仲間

いったいどんな夫を想像していたんだろう・・・・

ブログ上の夫について・・・・決して嘘ではないが、すべてではない。

限られた情報で描くイメージは虚像。 

しかも人それぞれ違うイメージを描く。  

それが、ブログの世界の面白さでもあり、怖さでもある。

イメージと実物

どう違っていたのか・・・・

実は、怖くて詳しく聞けなかった。

ひとめぼれ

盛岡の街にすっかりひとめぼれしてしまった私

「盛岡」「岩手」「東北」に非常に敏感になっている。

テレビ、ラジオ、新聞でこれらの地名を見聞きするたびにかなり感度良く反応する。

だから

スーパーでも

買ってしまった。

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袋の裏には

「初星」と「こしひかり」を掛け合わせたお米・・・

花巻市は、おいしいお米作りの必須条件「よい土」「きれいな水」「風あたり」のすべてが揃っている・・・

イーハトーブの里の豊かな恵み・・・・

などと書かれている。

「ひとめぼれ」への期待が異常に膨らむ。

今夜の食材

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まずはビールのおつまみの枝豆

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とうもろこし・・・夫はおやつとして食べるチャンスがないので、ご飯の前に食べてもらおう。

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キュウリはやっぱりサラダかな?

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モロッコいんげんは胡麻和え、バター炒めに

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虫食いだらけの小松菜は味噌汁に入れよう。

無農薬野菜たっぷりで健康的

だけど

体が緑色になりそう・・・・。

蓮の花

「○○寺の蓮の花が咲いているようなので見に行こう」と夫に誘われ、出かけた。

蓮の花と言えば、仏壇の飾り、法事の際出されるお菓子の形などしか連想しないので、

少し調べてみた.。

英名  Lotus

仏教では、蓮華は極楽浄土の象徴

汚れた泥の中に、根を張り・茎を伸ばし・成長するが、花だけは美しい。このことが「汚れたこの世においても、法(教え)の花(さとり)を開かせる」の喩えとされる・・・そうだ。

蓮華・・・中華料理のスプーンは蓮の花びらに似ているからのでこの名がつけられたようだ。

一蓮托生という言葉・・・・極楽往生を遂げた後、極楽にある蓮の花の上に生まれ変わるという意味

なるほど・・・・

★ ★ ★

自宅から徒歩15分ほどのところにある寺

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境内には、直径1mほどの大きな鉢が並ぶ。

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誰かが育てているらしく、それぞれの鉢には蓮の品種が書かれた札がさしてあった。

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期待したほど花の数は多くなかったが、両手を合わせたくらいの大きさの花の美しさは十分見ごたえがあった。

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入口付近の花・・・こっちは睡蓮。

蓮と睡蓮が違うってこと、このときはじめて知った。

でも、どこがどう違う?・・・・調べることがまたひとつ増えた。

はじめての絣織り。

もちろん糸染から行った。

整経した糸のところどころをテープで強く括って染める。

括った部分は染まらずに模様となる。

単純だが、美しくかすれるのは難しい。

初めてにしては上出来・・・とのこと。 

 

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いよいよ、冷たい麦茶の出番が多くなるのだが、

さりげなく敷いたコースターにも

目をやって欲しい・・・・

嫉妬

私「悔しいの?」

夫「いや、これは嫉妬だ!」

ヒェ~・・・夫の口から「嫉妬」の言葉を聞くなんて・・

嫉妬=ねたみ・そねみ・・・・夫にもこんなどろどろした気持ちがあったのか。

 ☆ ☆

夫が嫉妬する相手

それは、隣の畑の茄子

苗を植えたばかりの頃は両家の茄子とも順調に育っていた。

しかし1か月も経つと、育ちに差が出てきた。

隣の茄子は元気なのに、うちのはどうも出来が悪い。

「おかしい!どうして○○さんとこの茄子は元気で、うちのはだめなんだ」とブツブツ

☆ ☆

この状況をブログネタにと思い、今朝畑へ写真を撮りに行った。

ところが

うちの茄子は

20080711a まあまあ

隣の茄子は

 20080711b 葉っぱがボロボロ

うちの茄子の嫉妬ビームが強過ぎたのだろうか・・・・

燕岳

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燕岳(つばくろだけ)・・・・写真はWebページから拝借したもの

今月下旬、この山へ登る予定でいる。

昨年は登山どころではなかったので、約2年ぶりの山登り。

3泊4日・・・・普通の足なら2泊で十分の山らしい。

でも少し不安・・・・と、夫に言うと

ブログに載せて、自分にプレッシャーをかけろと言われた。

で、その通りに。

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すでに切符も購入。

あとは予定日前に梅雨が明けることを願いつつ、足裏を鍛える(マメができないように)

しかし、足裏を鍛えるってどうやればいいんだろう・・・

「最近、ががっちりしてきたんじゃない?」

プールで、いつも会うおじさんに声をかけられた

週に4日も泳いでいるもの、の筋肉は相当鍛えられてきている

水泳は上半身の筋肉が発達するスポーツ

一方

夫の好きなランニングは上半身よりも下半身の筋肉が鍛えられる

だから、マラソン選手の幅は広くないし、腕も細い

幅を徐々に広げる妻に対し

幅が狭いまんまの夫

まさか

身が狭い」なんて思ってないでしょうね!

裂き織りマット

裂き織りマットを2点を仕上げた。

台所用

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これで油はね、水はねから床を守る・・・木綿なので、足裏の肌ざわりがとてもいい。

こっちが私の部屋用

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床に座って作業をする時、足が痛くならないし、鋏を落としてもこれなら傷がつかないだろう。

さて、次は何を織ろうか・・・・。

吹き流し

H市最大のイベント”七夕まつり”も今日が最終日だ。

若いころのようなお祭りに対するわくわく感はないものの、それでも一応一度は見ておこうと出かける。

土曜日の駅前通り

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ここはバスが往来するので、大きな飾りはなく、吹き流しだけが並ぶ。

あいにくのお天気で、薄暗い感じなのが残念。

でも、七夕で何が好きと問われれば、私の場合はこの「吹き流し」と答える。

風にそよぐ、吹き流しはやはり日本の夏を思わせる。

    ☆ ☆ ☆

1998年

姉妹都市ローレンスとのキルト交流で私たちキルトグループは七夕キルトを作った。

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デザイン by Yuko

布の一部に、市職員が七夕の際着用したアロハを使用。アロハは数年ごとに変わるため、さかのぼって8種類ほどのアロハを集めた。

縫ったメンバーは7(?)人。

送ったキルトは、ローレンスのキルト展に飾られた。

   ☆ ☆ ☆

夕闇がせまり、飾りに明かりが灯り、吹き流しが鮮やかに揺れる。

ビールと鮎の塩焼きでほろ酔い気分・・・・

やっぱり「まつり」は無視できないね。

蛍の思い出

今日のように蒸し暑い日の夜、

夫は決まって「蛍が飛んでいるかもしれないなあ」と言う。 ほとんど毎年同じせりふを繰り返す。

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以前、子供たちを連れて蛍を見に行ったのも、蒸し暑い夜だった。

子どもたちは幼稚園生。 その夜はたまたま長男の友達とその弟が泊まりに来ていた。

夕食後、夫は突然「今日は蛍が飛んでるかもしれない」と言った。

夫「蛍見たことある?」

子供たち「・・・・ううん。」と首を横にふる。

H市に住み初めて7年、時々自然を求めてふらっと出かけるくせのある夫は、蛍が現れる場所をとうとう見つけたと言う。

我が家から車で15分ほどの場所らしい。 しかし、当時、我が家には車がなかった。

自転車では途中坂道もあるので30分はかかる。

私「ええ~?どうやってみんな連れていくのよ。」

夫「タクシーで行けばいいじゃないか。」

私「だって、行ったはいいけど、蛍が出ていなかったらどうすんのよ。」

夫「じゃあ、おれが先に行って偵察してくる。 もしも蛍がいたら電話するから、タクシー呼んでみんなでおいで。」と言って、自転車で出かけた。

蛍が出る場所は、丘陵地沿いにある道端。脇を細い小川が流れている。隣町へ抜けられる道だが、普段は車の往来もほとんどなく、人家もない。

当時は携帯電話もない。

夫は蛍が飛んでいることを確認した後、公衆電話のある場所まで来た道を戻り、そこから電話をかけてきた。

私は急いでタクシーを呼び、子どもたち4人を乗せ、夫が待っている蛍の場所へ向かった。

真っ暗な中にピカ~、ピカ~と小さい光が飛んでいる。

「これが蛍だよ」

子どもたちは、キャーキャー喜んでいる様子。

蛍を見た感動か、

いや、”暗闇の探検ごっこ”みたいと思って興奮しているのかもしれない。

20分くらいは楽しんだだろうか・・・・

私と子供たちは、ずっと待っててもらったタクシーに再び乗り、夫は再び自転車で家に戻った。

夫は汗だく。しかし満足そうだった。

蛍の思い出・・・・子どもの頃、箒と虫かごをもって取りに行った思い出とともに、

タクシーで見に行ったあの夜の蛍が強く印象に残っている。

でも、果たしてあの夜の蛍を

子どもたちは覚えてくれているだろうか・・・・

盛岡一人旅 その6

たった2日間の旅・・・思い出をのんびり楽しみながら書いていたら、もう「その6」になってしまった。

さて、日曜の午後、utaさん宅を初訪問した。

庭、玄関、台所、パソコン、ピアノ、壁の絵、そして愛犬Jazz・・・・・

毎日少しずつ埋めてきたジグソーパズル。 ピースはかなり繋がってきているけれど、完成迄はまだまだ・・・

と思っていたら、いきなり完成図が現れた・・・・という印象。

 ☆ ☆ ☆

utaさん、お茶を入れながら、ライブの時に渡しておいたお土産の箱を開ける。

私「あら、ライブのみなさんで食べてもらってよかったのに・・・」

彼女「Yukoせんべいは、Yukoさんが来てからと思って・・・・」

・・・せんべいまで名前つけなくてもいいのに・・・・

ご子息②が食べる。

彼女「Yukoせんべいの味は?」

ご子息②「おいしいよ」

私「良かった。 そのせんべい湘南名物って書いてあるんだけど、湘南はタコで有名なのかどうか、実はよく知らないのよね。」

  ☆ ☆ ☆

久しぶりに会った友人との長話・・・前夜のライブの話から始まっていろいろ。

およそ4時間の滞在は、あっという間の時間だった。

見慣れた場所だけれど、あわてて写真を撮らせてもらって

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ああ、もう帰る時間だ・・・・

あわただしく駅まで送ってもらった。

新幹線が動き出したら、突然メールが届いた。

「夕こせんべいだと思っていたら、なんだ、タコせんべいじゃない!」

えっ?   ちょっと待って、 どういうこと?

・・・・夕コとタコ・・・・

・・・・・夕(漢字)とタ(カタカナ)・・・・

タコをYukoと呼んでしまうなんて、

私のパワー、少々強過ぎたか。

しかし、さすが語呂合わせの天才、utaさん。

おかげで、今後はどこへ行くにも私のお土産はこれにします。

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盛岡一人旅 その5

友人のライブの翌朝

メールが入った。 午後2時に会おう・・・と。 

 

実は、日曜日は予定を決めていなかった。

彼女と会って話がしたいと思っていたけれど、

彼女のファンは多いから、会いたい人はきっと他にもたくさんいるだろうし、

疲れているかもしれない。

会えなければ会えないでいいや、と思っていたので

メールはとてもうれしかった。

 

すぐに駅のバス乗り場へ行って情報収集、午前中に行ける場所を探した。

駅から路線バスで30分、市の郊外にある「盛岡手づくり村」に決めた。

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案内の

・・・・盛岡地域の伝統的な地場の産業等を振興育成することを目的とした「みる」「ふれる」「つくる」ことのできる複合施設です。 地域文化に根ざした手づくり製品による生活提案と、使い手と作り手が直接触れ合って交流する場・・・・・・

とあるように、中には

竹細工・南部鉄器・藍染め・民芸家具などの工芸工房と、南部せんべい・冷麺・和菓子の食品工房があった。

1軒1軒、丁寧に見て回る。

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南部鉄器の工房

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途中、あのお茶もちを買って食べた。

香ばしい醤油くるみだれ。 まだ温かくてやわらか・・・・おいしかったよ。

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南部曲がり屋

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藍染め工房のそばに藍の畑があった・・・・大好きな藍色はこの植物が作ってくれる。

 

周りの林の空気も吸って、のんびりと約2時間を過ごした。

帰り際、お土産売り場で裂き織りのコースターを見つけた。

が、買わなかった。

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前の晩、ジョニーで出されたビールの下に敷いてあったコースター。

こっちの方がずっと素敵・・・・

この写真を参考に、自分で織ってみようと思う。

盛岡一人旅 その④

ラーメン屋、荒物屋に続いて訪ねたのは、光原社。

ホテルからさほど遠くない材木町にあるのだが、

通りへ入ると、随分人が多い。

長い通りの両脇にお店が並ぶ。

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古物

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自家製パン

その他、新鮮野菜・山菜・果物・団子・新鮮魚・・・・など

横断幕に「よ市」と書いてあった。・・・・後でutaさんに聞いたら、毎週土曜日に開かれているのだとか。

旅人故、買えそうなものはなく、そのまま通りをすすむ。

見つけた~、光原社のお店

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店内で写真を撮るのはためらわれたので、中庭からお店をパチリ。

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相手がいれば、この中庭でコーヒーを飲んだのに・・・・こういうとき一人旅って寂しい。

光原社については、私がいろいろ説明するより、↓を見た方が早そう。

http://www15.ocn.ne.jp/~kogensya/index.htm

とにかく中にある商品はいずれも洗練された民芸品ばかり・・・

重いのはダメ。高いのはダメ。

買うのを諦めかけていたら、お店の片隅にいいもの発見。

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ケニアの小さな手仕事作品・・・全長9cm

ケニアの誰かが作った小さなスプーンは、紅茶の葉をポットに移すために使おうと思う。

盛岡一人旅 その③

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「季刊 銀花」(2005年冬号)の表紙に書かれているコピー

・・・・「手仕事の森」が廣がる、盛岡・遠野・八戸・・・・・

この「手仕事」の文字に魅かれて買った雑誌を、旅の前に引っ張り出してきた。

これまで何度となく開いた、裂織り・ホームスパン・北国生活道具(荒物屋めぐり)などのページ。

これらの手仕事に会いに、いつか東北へ行きたいと思っていた。

盛岡の一人旅・・・・絶好のチャンスではないか。

 

汗だくになってラーメンを食べ終わり、次なる目的地へ向かって地図を片手に歩き出した。

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utaさんが昔勤めていたことがあるという銀行

この角を曲がると、紺屋町。

中津川を背にこの通りの中ほどに建つ古い古いお店・・・・これが私の目的地

「茣蓙九・・・ござく」という荒物屋だ。 

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昔は日本全国どこの町にもこのようなお店があった。 

私の故郷の町にもあった。

しかし、そのほとんどが今は消え去っている。

なぜ盛岡には残っているのだろう・・・・

ここでは、作り手と買い手の需給バランスがかろうじて保たれているということか・・・・

 

店内には懐かしい商品が並ぶ。

ほうき、買い物かご、ざる、草履、ござ・・・・など

お土産用の商品としてではなく、毎日の暮らしに必要な荒物として売られている。

あまりかさばらないものをと、私が選んだ3点

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口付きザル・・・洗ったお米や豆などを、釜や容器に入れる時に使うのだそうだ。 

この形のざるはいつくかあったのだが、みんな少しずつ大きさ、深さが違う。

上手・下手ではなく、作り手によって微妙に違ってくるのだそうだ。 

「お客さんの好みで選んでください」と店主。 

「使い道はいろいろですよ。」とも。 

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他にヘラとタワシを買った。 

ヘラは柄が長めなので、手元が熱くならないのがいい。

タワシはかなり小さい・・・これがないと不便というわけではないが、きっとそのうち出番があるはず。 

他にも使ってみたい商品はあったが、新幹線で帰ることを考えると、これ以上は無理だった。

大きなビニール袋を提げて、再び駅まで歩いた。 

午後3時・・・・ホテルでチェックイン。

部屋に荷物を置いて、すぐに次の目的地へ向かった。