ふるさとの春祭り・・Part1

40年間、記憶の底に沈みこんでいたふるさとの春祭り。
ふと、見たくなった。
 
数年前までは4月15日と決まっていた祭りの日が、4月第3日曜日に変わったという。
だったら、行ける。
母の見舞いを、あえてお祭りの日にあてた。
 
幼いころ興奮した春祭り。
笛や太鼓に心躍り、神輿・獅子舞・庵屋台のどれもが子供の目には恐ろしいくらい大きかった。
あの時の興奮を再び感じられるだろうか・・・
 
我が故郷・F町(旧町部)の人口は約4千人余り。
減り続けている。
かつてにぎやかだった町の中心部も、
今は郊外に次々とできる大型店に客足を奪われ、さびれる一方。
過疎・経済不況とくれば、お祭りも廃れているかもしれない・・・そんな不安も少しばかりよぎる。
 
実家に着いた翌日の4月19日、早朝の花火で祭りが始まった。
F町の春祭りは、200年以上続くと言われる宇佐八幡宮の春季祭礼。
春祭りを迎える家々のしつらえは格調高い。
 
私の好きな一角
 
表は絶好の祭り日和
8時を過ぎると、もう表からから笛と太鼓の音が聞こえてきた。
心が躍り出す。
ああ、もう落ち着かない。
「見てくるっ!」と、両親との会話を中断し、表へ飛び出した。
 
おお~、来てる来てる。
玄関前に、獅子舞の子供がいた。
 
日中、町のあちこちで獅子舞に出会った。
このような獅子舞は全部で5つあり、
町の隅々まで練り歩き、家々の前で舞を披露する。
 
獅子頭・・・かなり重いらしい。
 
夕方披露される、大人の獅子舞・・・剣舞と言った方がふさわしい。
力の入った舞に大きな拍手が送られていた。
 
子供がいなくて、獅子舞が出せなくなってしまった地域が多い中、
この大切な伝統を守り継続している故郷の人々に心からの「ありがとう」を伝えたい。

ふるさとの春祭り・・Part1」への2件のフィードバック

  1. とてもあったかい写真ばかり。私みたいにずっと生まれた土地に住んでいると、そういう郷愁みたいなものが薄れて祭りにもほとんど行くことがない・・・そういう感覚とはまた違う思いが感じられるよ。最後の写真の男性のポーズ、いいね!

  2. sakautaさん、盛岡はもちろん岩手県の各地域にも古いお祭りがたくさんあるでしょう?都会のただただ多くの人が集まればいいという祭りではなく、人々の「祈り」が込められた祭りはやはり価値がある。継続するのは本当に大変だと思うけど、何とか頑張ってもらいたい。これはふるさとを出てしまった私の遠くからの祈り。届くといいけど・・・。

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