カーネーション

日曜午後、カーネーションが届けられた。
その場が一気に華やかになる。
 
カーネーションを見つめながら、
息子が結婚したことを再認識。
 
ちょっと息を整えてから、
お嫁さんの電話番号を押し始めた。

夫まかせ菜園

昨年あたりから
畑は夫任せになっている。
 
先週も久しぶりに畑へ行ったら、
隣の畑のおじさんから
「あれ~、奥さん久しぶりだね・・・。ずっと見ないから病気なのかなあと思っていた」
なんて言われてしまった。
 
いろいろ忙しいのっ!
と言い訳しているものの
夫は
予想通り・・・
と思っているだろう。
 
それでも
「一応年中行事だから」と、
昨日は
ナス・キュウリ・トマトの苗の植え付けに誘われた。
 
まず苗を買いにJAへ。
前日の雨のおかげで富士山がよく見えた。
信号や電線がなければ最高・・・
でもこれが現実。
 
久しぶりの畑

スナップエンドウがいっぱい!
 
ナス
 
トマト
 
キュウリ
それぞれ2株ずつ
夫が植え付けた。
 
家庭菜園を始めて5年。
脱落しそうな私に比べ、夫の畑への愛情は増加傾向にある。

凹みの修復

ああ~
ふ~
何度も溜息が出る。
 
このところ失敗続き。
 
ウールのショールの縮絨失敗・・・始めたときは慎重だったのに、なぜか途中で大雑把に。おかげで縮まり過ぎ。
整経の失敗・・・経糸の密度を間違える。機にセットしてから気がついた。ちょっとの違いだったらともかく・・・・今回の間違いはあまりにも大きい。
 
失敗から学ぶことは多いのだが、
失敗の連続は気分も大きく凹む。
 
そんなときだった。
漢字教室のSちゃんから携帯に電話がかかったのは。
 
「先生、私また夜勤になっちゃった。教室へ行けないのがつらいよ~・・・」
「そっかあ・・・・。でも今のような時、仕事は大事だからね。辛いけどしばらく我慢我慢。」
「他の人と比べて遅れるのが、私、いやだ。」
「勉強って競争じゃないよ。・・・あせらなくていいよ。でも、毎日少しずつ家で勉強してね。Sちゃんが頑張ってるの、私たち、ちゃんと知ってるからね。」
 
カンボジア出身のSちゃんは勉強が好き。
いつも上へ上へと向かっている。
昼働いて夜は勉強したいと思っている彼女だが、
今のようなご時世で安定した仕事・楽な仕事につくのは、とりわけ外国人には難しく、
仕方なく深夜の仕事を引き受けたようだ。
 
夜の漢字教室にはしばらく通えないと
嘆くSちゃんを励ましてたら、
「先生は明るいから好きだよ!」って言われた。
 
そうだ!
私って、性格明るいんだった。
 
Sちゃんの一言で、凹みが少し修復された感じ。
 
Sちゃん、電話ありがとう。

オーニング

リフォームの決め手となった我が家のバルコニー
外が気持ちのいい今日この頃、出番到来・・・
のはずだが
庇がないため、太陽が眩しすぎる。
ゆったり椅子で昼寝などしようものなら
日焼けで大変なことになりそう。
 
簡単で安上がりで恰好が悪くない「日よけ」の類はないかと
先日ホームセンターへ探しに行った。
 
パラソル・・・値段が高すぎるよねえ
すだれ・・・好みじゃないよ
 
などと言いながら、あきらめかけた時、
ちょっと目を引いたシート。
 
オーニングって書いてある。
オーニング?
覆うニングじゃないよね?
 
辞書で調べたら、「awning」・・・(窓や甲板につけた)日よけ、雨覆い
 
早速買って取り付けてみた。
一方を物干しざおにロープで縛り
 
もう一方を雨戸に取り付けた金具にひっかける。
防水じゃないし、風が吹くとバタバタしそうなので、使わないときは取り外しておく。
 
これ、なかなか快適・・・と夫もご満悦。

大菩薩峠

久しぶりの山登りに出かけた。
 
昨年夏の「燕岳」登山以来だから、ほぼ1年ぶり。
 
連休開始の1週間ほど前、夫が計画を立てた。
目指すは「大菩薩峠」
 
5月1日
5時起床
路線バスがまだ走っていない時間帯なので、駅まではタクシー。
H駅6時)→茅ヶ崎→八王子→(特急あずさ)→塩山(9時)
 
塩山からさらに登山口まで路線バスを利用。
 
登りスタートは10時。
首に巻いた自家栽培手紬手織り木綿は
安全登山の「お守り」代わり。
 
登り始めて1時間・・・第1展望台から。
うっすらと見える白い横の線は、北岳や赤石岳など南アルプスの稜線。
 
柔らかい新緑に包まれて・・・・
 
比較的なだらかな山道を歩く。
 
歩くリズムを取るため、イチ・ニ・イチ・ニ・・・と頭の中で繰り返してみる。
う~ん、ちょっと違う。
コツコツ・・・コツコツ
こっちの方が、歩きやすい。
コツコツ・・・コツコツ
 
黙々と歩いてはいるものの、
決して無心ではなく、実は雑念だらけ。
頭の中のスクリーンに手織りが出てきたかと思うと、
突然、桃ちゃんが・・・・
涙と汗を一緒に拭きながら、歩を進める。
 
比較的歩きやすい道なのに、予定よりかなり時間がかかってしまったようだ。
夫は、途中で当初の遠回りルートを近道ルートに変更してくれた。
 
午後3時、無事「大菩薩峠・・・標高1897m」に到着。
 
 
宿泊する介山荘(時代小説「大菩薩峠」の著者、中里介山にちなんでつけられた名前)
 
沈む夕日
 
登ってくる途中、青年と大人男性あわせて30人ほどの集団に出会った。
東京の巣鴨学園の先生とOBだと言う。
毎年この時期、巣鴨学園の全生徒中高生合わせて1500人が一晩かけて
峠越えをするのだそうだ。40年近く続く伝統行事らしい。
彼らはそのための準備隊だった。
 
峠には登りの旗が立てられていた。

たった一夜の登山とは言え、
真っ暗やみの中の山道をひたすら歩き続けるのは過酷とも言える。
さぞ苦しいだろう。
だが、終わった時の彼らの喜びも想像できる。
青少年たちの充実した笑顔が目に浮かぶ。
 
翌朝4時50分  日の出
 
峠から見えた富士山
少々もやっていて、視界はいまいち。
 
しかし、両日とも穏やかな天候に恵まれ、
久しぶりの登山を存分に楽しむことができた。
 
そしていつもどおり
今日は
筋肉痛でヒイヒイと悲鳴をあげながらの一日になりそう。