日本民藝館

世の中で評価される手織り作品とは一体どんなものなのか・・・
 
それが見たくて、ちょうど開催中の日本民芸館展へ行ってきた。
公募作品の中で入選したものが展示販売されているのだ。
 
渋谷駅で下りて井の頭線改札口に向かう途中、
 
巨大壁画 岡本太郎作「明日の神話」 の前を通る。
ここは広場というより通路。立ち止まる人はほとんどいない。
カメラを向けてるのは私くらい。
みんなクールだなあ・・・
 
井の頭線で2つ目の駅を出ると

真ん前が東大駒場キャンパス正門。
 
目的地の日本民芸館はここから5分ほど歩く。
 
地図を見ながらてくてく・・・・
あっ、ここだ。
 
現代風の住宅が立ち並ぶ一角に突然現れた
重々しい日本建築 
 
門構えも立派だ。
 
建物の設計は、民藝運動の創始者である柳宗悦。
 
道路を挟んで向かい側には柳の私邸がある。
 
 
 
あいにく館内は撮影禁止で、写真は撮ることができなかった。
 
入選作品の中に、
ホームスパンの服地などもありとても参考になった。
手が届かない域ではないぞ・・・というのが正直な感想。
 
民藝館展の趣旨文には
 
「伝統的な手仕事と、新しい生活工芸の発展をはかるために、暮らしに役立つ健やかな工芸品の出品を募って・・・・
 用に即し、繰り返しつくり得る製品の出品を望みます。
 
とある。
 
暮らしに役立つ健やかな作品
用に即し、繰り返しつくり得る作品
 
公募展に応募する・しないにかかわらず、
人が使うことを目的としている物づくりには
決して忘れてはならない基本。
 
肝に銘じよう。
 
 
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いよいよ服地

今年2月、白洲次郎のドラマを見ていた夫が言った一言「ツイードって何?」
から、ツイード服地手織り計画が始まった。
 
原毛を購入したのが3月
 
旅行で留守にする時以外、紡がない日はなかった。
2kg(2着分)を紡ぎ終わったのは先月。
織るのはまだまだ先と思っていたのだが、案外早かった。
 
いよいよ「織り」に入る。
 
一枚は灰色と黒。これは教室で織り、もう一枚は白と濃い茶で、少し遅れて自宅で織ることにした。
 
教室で織り始めた服地
こんなに幅の広い織り物は初めてだが、教室では手が止まるたびに先生から細かいアドバイスをもらえるので
安心して挑戦できる。
 
織るのはまだまだ先、と思ったが、案外スタートは早かった。
 
しかし不安もある。
 
服地としてうまく仕上げることができるだろうか・・・
その服地をジャケットに仕立ててくれる人が見つかるだろうか・・・
 
ジャケットまでの道のりは長そうだ。

ひらがなカード

 
娘から「お願いがあるんだけど・・・」と切り出されると、
つい「なになに?」と身を乗り出してしまう。
 
「ひらがなカードを送ってほしいんだけど・・・・」
 
「えっ? カルタみたいなカード?」
 
「文章はどうでもよくて、文字を覚えるためのカード。彼が使いたいの。
 できればカタカナと発音表記があるのがいいんだけど・・・」
 
「わかった。早速探してみる。」
 
親って、子供の「お願い」には弱い。 
ましてや、最近日本語を正式に習い始めた婿殿のためとあれば
何としてでも送ってやりたい。
 
早速ネットや近くの書店を回ってみた。
 
ところが、売られているのは2~3歳の幼児用のカードばかりで、
どれもカラフルな絵付。もちろんカタカナ・発音表記はない。
 
え~いっ! パソコンで作っちゃえ!
 
フォントは教科書用字体。文字もうんと大きく。
表はひらがな、裏はカタカナと小さい赤字の発音表記を入れた。
印刷は名詞用印刷紙を使用。
 
さらに汚れたり濡れても平気なように、
ラミネートでコーティング(我が家にはラミネータというものがあるのだ)。
 
出来上がったカードは、「がぎぐげご」・「きゃきゅきょ」なども入れて
約100枚。
これは、私から婿殿へのクリスマスプレゼント。
 
今日、スウェーデンへ送ります。

Pure Memory

 
淡いピンクのシンピジウム
玄関がパ~ッと明るくなった。
 
新しい品種だそうだ。
その名は「Pure Memory」
 
純粋な、清い思い出かあ・・・
 
・・・・ももちゃん・・・・
 
決して忘れてないよ。

中古の糸枠

 
糸を巻きつける木枠のことを糸枠と言う。
 
織り機を購入した際、一緒に10個の糸枠を購入したのだが、
徐々に腕が上がるにつれ(?)、糸枠の数が足りないことがしばしば。
 
今までなんとかやりくりしていたのだが、
先日、中古の糸枠をネットで販売していたので、
思い切って注文した。
 
特に高価なものではないのだが、
ネットショッピングはやはり慎重になる。
 
サイズが手持ちのものとほぼ同じをことを確認したものの、
どの程度古いのか、届くまで不安だったのだが・・・・
 
 
私の使用歴4年の糸枠が左のきれいなもの。
中古の糸枠は使いこまれて、色が変わり、木の角がすり減っている。
一体何年使われてきたのだろう・・・
購入元は京都にある原毛屋さんだから、西陣で使われていた糸枠だろうか。
 
古いけれど、使用するには全く差しさわりがなかった。
 
運よく捨てられずに古い織り人から新しい織り人に渡された中古の糸枠。
大切に使いたい。