好きな景色

ふるさとの駅に貼ってあるポスター
棟方志功は疎開のため1945年~1954年までの9年間、
私のふるさとの町で暮らした。
「彼はこの町の自然をこよなく愛した」とWikipediaにある。
 
町の自然とは
山や川、田畑、のことを指すのだろうか・・・・
 
町中に育った私には、これらの自然が十分に体にしみ込んでいないせいか、
今でも帰省すると視線は町中に集中する。
 
今回もそうだった。
 
両親の住む家から、姉の住む家まで歩く。10分ほどだ。
先日NHKの「ふるさと発見」で中継された新町を通る。
 
この通りからいくつもの小路が伸びている。
人一人がやっと通れるくらいの細い細い通り。
 
こっちにも
あっちにも
 
     
大きい通りと通りをつなぐ、小さな通り。
車のなかった時代の名残りだが、今でも人々が使う大切な道。
近代化と称する区画整理などは、絶対してほしくない。
 
お昼、姉といっしょに蕎麦を食べに行った。
かつては魚屋さんだった場所だ。
魚屋は廃業され、土地・建物は別の人に移り、現在は蕎麦屋。
 
客間だったところがそのまま使われている。
かなりの資産家だったようで建物内部は立派だ。
 
 
客間と奥の蔵に挟まれた中庭
 
玄関の天井  
時代の変遷に左右されない、頑固な美しさがある。
 
帰省するたびに好きな景色を発見する楽しさを味わう一方で、
不況、少子化、高齢化、過疎化にあえぐ故郷の行方が気になる。
 
この先、
この駅に

大勢の人たちが降り立つ日が来るのだろうか・・・
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好きな景色」への1件のフィードバック

  1. あった!子供の頃住んでいた家のそばにもこんな路地が。たぶん今もあるかも・・。今回の写真はとても貴重なものだね。特に路地。この題材で写真集ができそう。行ってみたい。

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