母の痛み

母の具合が悪くなってからもう3年
父が倒れてから半年
ずっと両親の面倒を見ている姉夫婦も疲れてきている
 
たまに温泉で息抜きを・・・
 
と一泊旅行に出かけることにした姉夫婦の留守番役として
週末実家へ帰った。
 
このところ母は痛みを訴えるようになった。
 
「かなりわがままになってるから・・・・」
と聞かされていたから覚悟はしていたが案の定。
 
眠っているからと隣の部屋で本を読んでいると
「ゆうこちゃ~ん、来て~」と叫ぶ
「胸が痛い・・・・背中も痛い・・・・・」
「さすって・・・・肩も・・・・・足も・・・・手も・・・」
 
母の指示通り身体のあちこちを軽くなでる。
あくまでも軽く。
 
どれほどの痛みなのかわからないが、
これで本当に痛みが取れるんだろうか・・・・?
 
しかし母は私の手が動いているだけで安心するのかいつの間にかスースーと寝息を立てている。
これを一日に何度も繰り返した。
 
母の部屋にずっといるのも息苦しいので、母が眠りに入ると隣の部屋で待機。
持ってきた手仕事に手をかける。
 
しばらくするとまた母の声。
 
今度は
「サミシイ~」
 
母の痛みの中には、孤独・恐怖も混ざっているようだ。
 
「はいはい、ここにいるよ。触ってほしいところはどこ?」
 
子供を寝かしつけるようにやさしく背中をなでる私
子供のように甘える母
 
たった2日間の親孝行
できて良かった。

母の痛み」への3件のフィードバック

  1. 手当ての本当の意味はそこだよね。おかあさんが安心して眠ってしまうほど薬よりも断然効果があるんだよね。Yukoさんの濃い親孝行の二日間、おかあさんどんなにうれしかっただろう。私も孤独感に陥った時夜中に自分の肩を反対側の手でよしよしと言ってさすったこと何度もある。それでもどこか安心するんだよ。おかえり!良かったね!

  2. utaさん、ただいま。手から何かのパワーが出るとは思えないけど、「手当て」の効果は確かにあるんだよね。自分でよしよししてるutaさんは、ちょっと想像したくないな。だれか・・・・いやいや、これは余計なお世話よね。

  3. いやいや余計なお世話ではない。手当してくれそうな人、特にH市あたりにいたらご一報ください。

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