夏のスイス旅行以降、夫も私もそれぞれの生活ペースに戻り、上手なすれ違いライフを続けているのだが、このところ私の方の気持ちの寄り添いが足りないかなあ~と感じ始めたので、久しぶりに「山へ行こうか」と夫に提案。
いつも大山じゃつまらない、今回は西の方・・・という私の希望に応えて夫が選んだのは箱根の「明神が岳」
明神が岳は箱根の外輪山の一つ。同じ外輪山の山である金時山へは以前登ったことがあるのだが、明神が岳は初めて。
11月2日 木曜日 台風の後久しぶりに晴れの天気が続いており、絶好のハイキング日和。6時起床。平塚駅7時。小田原駅で大雄山線に乗り換え。

終点「大雄山」から登山口のある「最乗寺」までバスで10分。

うっそうとしたスギ林に囲まれた境内の奥に登山口がある。

暗い杉林が続くのだが、所々に太陽が差す切れ目がうれしい。

道はあまり手入れが行き届いていないね・・・不満げな夫
でも大山より変化があって楽しめるよ・・・と私
ほら、道端の小さな花が我々を歓迎してくれてるよ。
野菊
リンドウ
紅葉もいいけど

ススキもいいねえ

サクサク・・・サクサク 枯れ葉の音が心地いい


ずっとうつむいて歩き続け、山頂に着いた瞬間顔を上げるとこの景色。


登りにかかった時間はやはりコースタイムの1.5倍。
それでも朝の出発が予定より1時間早かったおかげで、午後3時までには箱根宮城野におりてくることができた。
宮城野から宮ノ下までバス。宮ノ下から箱根湯本は登山電車。
湯本から小田原は小田急線。小田原から平塚まで東海道線。
平塚には5時過ぎに着いた。家まであと少しなのに、夫のリクエストで、おやじのちょい飲み処「大黒屋」へ。
焼き鳥をつまみに今日の反省会。小さいお店なので隣の話が聞こえる。左隣りの70歳代の男性から「二人で登山ですか・・・いいねえ」。右隣の老年男性2人は野球談議に忙しそうだった。
私の2杯目・・・紫蘇焼酎のお湯割り

あっ、すごくいい香り。なんていう名前かな?

若紫の君・・・・おお、名前もいい!
こうして、ほろ酔い気分で帰宅。
心地よい疲れで8時にはバタンキュー。