那須岳登山 Part1

息子から「連休中一緒に登山を」と誘いのメールを貰ったのは4月中頃。

滅多にない事なので、我々二人はすぐに飛びついた。

地図を買い、ネットで調べ、スパッツも買い、2週間たっぷり準備を楽しんだ。

直前まで心配したのは天気。予定していた日程に低気圧が覆いかぶさる予報。しかも季節外れの寒気までやってくるらしい。ちょっと怖い…。

5月3日昼過ぎ家を出、4時過ぎ息子の住む町に到着。

駅前の餃子人気店には行列が・・・

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夜、息子夫婦と居酒屋で打合せ。今回の山登りにお嫁さんは残念ながらパス。次回は是非。

我々夫婦は駅前のホテルに宿泊した。

翌朝、目が覚めると外は雨。あああ・・・・やはり・・・・

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7時 息子にピックアップしてもらい、東北自動車道を北上。

高速道路を那須で降りた頃、お日様が出てきた。良かった~。

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那須高原一帯は国立公園。看板も建物外観も色の規制が厳しい。コンビニも

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ガソリンスタンドも焦げ茶色と白のみ。

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新緑とツツジが美しい那須高原のメインストリート20180504e

標高1462m 登山口駐車場到着  晴れてる!

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9時25分 「峠の茶屋」から登りスタート。早速地図を広げる夫「Mr.GPS」

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やはりまだ雪が残っていた。

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湘南では初夏気分だったのだが、こちらはまだ冬モード。

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ここまでは良かった。

朝日岳と茶臼岳の尾根中間地点の峠「峰の茶屋避難小屋」は強風で有名。

登山口から歩くこと1時間ほど・・・徐々に天気が崩れ、雪が舞い始めた。すれ違う下山者は「上はめちゃ寒いぞ~」と一言。雨具のくぼみに白い雪が積もる。風も一段と強くなる。

ぐずぐずしてる暇はなく、神経を集中してひたすら上る。

「峰の茶屋」に立つ建物は避難小屋。中には大勢の登山客がひと休みのため立ち寄っていた。

外は吹雪いている。風はかなり強い。しばらく待つ。しかし天候が変わる気配はない。

ネットで「吹雪の中、峠を越えた」人のブログも読んでいたので、覚悟はできていた。

「えいっ、やっ!」の勢いで、3人小屋を出る。このポイントから先は下りだ。下から吹き上げる雪混じりの強風が顔にあたりとても痛い。片手で鎖を握りながら必死で下る。

はめていた軍手はたちまち濡れ、冷たい。手がかじかむ。でもブツブツ言う暇はない。とにかく必死。

強風域は5分だったのか・・・10分だったのか・・・いや2~3分だったのかも。

下るにしたがって風はうそのように止み、もう一つの避難小屋で小休止。

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振り返って山の様相を見る・・・風を写せないのが残念

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後は三斗小屋温泉まで、緩い下り。

前を息子が歩き、夫が後ろを歩く・・・とても幸せな時間。

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三斗小屋温泉に到着。ここには「煙草屋旅館」と「大黒屋」の2軒の宿がある。

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我々は「大黒屋」に宿泊。

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玄関で靴を脱ぐ。スパッツが汚れている・・・お役目ご苦労さん。

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続きは明日。

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