残り物で

かつてパッチワークに熱中していた。

使い古した布を繋ぎあわせて作る美しさに魅かれた。

最初から計算して作り出す美しさとは違う、布と布の偶然の出会いが生み出す美しさに。

残り物と言えば、毎日の食事の支度時にもよく口に出る言葉。

「ごめん、今日は残り物でいい?」

買い物に行く時間がない(or 行きたくない)・・・ので、まずは予防線を張る。

そして冷蔵庫の残り物をチェック。

とりあえず、あるもので、チャチャッと作る。

あれ~、いつもより皿数が多い。しかも美味しそうなものばかり。

な~んてことがよくある。

今回、それを狙ったわけではないのだが・・・

残り糸を片っ端から経糸に整経。

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青畳色の糸はマリアのジャケット、茶色の糸は私のコート地

青色は孫のジャケット、赤は同じく孫のコート地

思い出の糸の大集合だ

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わっ、

残り物とはとても思えない!

マンクス・ロフタン

マンクス・ロフタン(Manx Loaghtan)はイギリス・マン島原産の羊の品種の一つ。

姿はこんな

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”小型で、顔あるいは脚は無毛である。顔および脚は焦げ茶色をしている。4本の角を持つものが多いが、2本あるいは6本のものもいる。角は一般的に雌羊では小さく、牡羊ではより大きく強い。”(Wikipediaより引用)

もちろん実物は見たことがなく、レアな品種の羊なので、羊毛もあまり売られていない。が、数年前、このマンクス・ロフタンの羊毛を見つけて買った。

紡いで糸にしたものの長くそのままになっていたのだが、この間からこの細く紡いだ糸を双糸にして織ってみた。

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少し厚手で身体をすっぽり覆うくらいの大きさ。

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なぜか、頭から大きなストールをかぶって雪の中を歩く母の姿が思い浮かぶ。

私の羊毛仕事のルーツは「雪」と「母」にあるのかもしれない。

残糸整理

紡いだ糸の織り残りがどんどん溜まっている。

ほとんどが太さ6~8番の単糸。20181228a

残り糸だからと言って捨てるのは忍びない。

取りあえず、柔らかい糸を選んで双糸にし、小さいマフラーに織る。

右は 経糸:キャメル 緯糸:ポロワス20181228b

左 経糸:キャメル  緯糸:(多分)コリデール

服地用の残糸もかなりある。

様々な糸を混ぜて織ったらどうなるか・・・

どうせ残った糸だから冒険OK。これは年明けプロジェクトにしよう。

 

 

マット3点

随分前にノルウェーの糸業者から購入したマット用ウール糸がまだかなり残っていたので、玄関マットサイズ3枚を織った。

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スタートしたのは10月始め。3枚を勢いよく織るつもりだったが、なんだかんだと忙しく結局かなり時間がかかってしまった。

さて次は何を織ろうか・・・

年末年始にかけては暇そうなので、まじめに機に向き合うつもり。

助走

押入れに入りきらず、織り機の部屋のあちこちを占領している原毛や様々な織り糸。

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眺めながらため息とともに出る「死ぬまでに全部織り切れるだろうか・・・」のセリフ。

いつの頃からか、はっきりと数字までは出さないまでも、「あと・・・」と残りの年月を意識するようになっている。

本当はのんびりなんかしてられないのだ

と、寒くなった途端にやる気。とりあえずの助走としてマットを織り始めた。

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果たして次の「本格的走り」に突入できるか?

 

来年用

もうすでに秋が深まっているというのに

ようやく仕上がったリネンのストール4点

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来年の夏に活躍することを期待して、そっと作品箱に仕舞う。

さあ次は羊の毛だ。

手織りリネンの洋服

未晒しのリネン糸を織り始めたのは5月半ば。(その時の記事

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服地にするため45cm幅で7m弱を織り上げたのは7月初旬。

織りあがりはパリパリなので、洗濯機でガラガラ回して柔らかくした。

そこまでやっておきながら、その後はなかなか洋服にする決心がつかず、目の届くところに放置。

ジャケットにしようか、それともチュニックにしようか・・・さんざん迷い、ようやく縫う気になったのはつい1週間前のこと。

コーラスの衣装で縫ったチュニックの型紙を少し補正して使用した。

出来上がりは

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久々にネームタグをつける。

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これで完成と言いたいところだが、夕方まで着て、着心地を試して見なきゃ。

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このリネンのザラザラ・シワシワ加減が実は大好き。自然素材で体に優しく、どこにも無理がない形で、とてもらくちんな普段着。

ああ、急に緑いっぱいのところへ行きたくなってきた。

夏休み

毎日が日曜日のシニアライフに夏休みなんてないはずだが、お盆の1週間はさすがに夏休みの気分になる。

というのも、コーラスがお休み、プールも水の入れ替えで5日間お休み。

1週間のうち全くでかける用事がないのは1年間のうちでやはりこのお盆とお正月だけで、この期間はちょっとだけリラックスムード。

今年は旅行もなく、予定はお墓参りの帰省のみで、これもほんの3日間だけなので、あとは普段サボっていた家事を真面目にやりつつ、「織り」を楽しむ予定。

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せせらぎを連想しつつ、汗だくの経糸準備

リフレッシュタイム

このところよく人と会う。

この間は水泳仲間と。その前は夫繋がりの女子(?)仲間と。

今回は久しぶりに織り仲間とだ。

鎌倉のギャラリーで開かれている織りの二人展を見ようと鎌倉駅に4人が集まった。

鎌倉駅から御成り通りをプラプラ歩く。

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古い商店街で、どのお店も小さいのだが、おしゃれに改装されているお店が多い。

駅反対側の小町通りと違って人通りはそんなに多くなく、落ち着いてお店散策ができる。

こんな↓お店も発見。

IMG_0239超狭い敷地に建つお店

ギャラリー「ジャック&豆の木」で開かれていた展示会「Aya×Yukka・暮らしのテキスタイル展」

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スウェーデンの糸も売られていたが、かなりのお値段でびっくり。でも色が豊富なスウェーデン製の糸は織り人の間ではやはり人気が高い。

ランチは近くのイタリアンレストランにて。

左のフェンスのすぐそばを江ノ電の電車が通っている。

 

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コップが素敵、ドレッシング入れが素敵・・・などとワイワイガヤガヤ。

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サラダの盛り付けも面白いね・・・

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この後、パスタ2種類、ピザ2種類が次々と出されたのだが、賑やかに食べてしゃべっていたら、すっかり写真を撮るの忘れてしまった。

とてもおいしかったのに~~残念。

★ ★ ★

最近は忙しくてなかなか時間が取れない私の「織り生活」だが、久々の刺激で気持ちだけはリフレッシュできたようだ。

コンサートが終わり、織りの生活に戻れる日が待ち遠しい。