歩く&織る

てくてく散歩の後は毎日せっせと織っている。

死ぬまでに使い切れるのかと思うほど押入れには大量の糸&毛があり、おうち時間は全く退屈しない。

リネンの少し幅広ストール(5月4日)

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極細絹糸を整経(5月9日)

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仕上げ(5月21日)

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次は赤(5月22日)

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一日があっという間に過ぎていく。

完成

残り糸を集めて織り始めたのは昨年2月。

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11月に織り上がり服地として仕上げた。

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以来ずっとそのままになっていたのだが、

コロナ騒ぎで毎日家にいられる間にと、ジャケットを縫った。

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羊毛の種類も違う、糸の太さも違う、格子柄のサイズも微妙に違っていたので、最初っから普段着用と決めて縫った。

出番は今年の秋。楽しみ!

黒のストール

昨年春、3年間続けた合唱連盟の役を降りたので、3月の合唱祭の準備に追われることもなく、この1月は久しぶりにのんびりしている。

のんびりの時間はもちろん糸紡ぎ・機織りに向ける。

以前に比べてゆっくりペースではあるが、着実にコツコツと。

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黒のストール

素材は絹

糸のリレー

12日(日曜日)リトアニア合唱曲の練習でのこと。

参加者の一人Oさん(女性 同年配 私とは違うコーラスグループに所属)から突然
「織りをやってらっしゃると聞いたんですけど・・・」と話しかけられた。

合唱の場で織りのことを聞かれたことに驚きつつ「ええ」と返事をすると
「実は母親がフレミッシュ織りというのをやってたんですけど、ホームに入ることになり、たくさんある糸の処分先を探しているんです。もらってもらえますか?」と。

ワオ!

以前もそんなことがあった。

2007年3月の記事  突然のバトンタッチ に、やはり高齢で織りが出来なくなったお母さんの糸を私が貰い受けることになった話を書いた。

フレミッシュ織りの経験はないのだが、北欧の織物としてよく紹介されているので興味がないわけではない。大きい織機を使えなくなったら、フレミッシュ織りもいいかもしれない。

「いいですよ。以前も同じようなことがあったのよ。大切にしてきた糸が捨てられない、誰かに使ってもらえたなら・・・という気持ち良くわかります。」

私の住所を書いたメモを渡し、宅配便着払いで送って頂くことにした。

4日後の昨日、その糸が届いた(申し訳ないことに料金は既に払ってあった)。

青系・赤系・緑系などに分けられた糸・・・まるで絵の具のよう。

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中にお手紙とプレゼントとしてお母さんの作品が入っていた。

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糸を一つ一つ取り出してみた。
ん? 昔マットを織るのに使った糸と全く同じ手触りの糸がある。
ラベルを見る。

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ノルウェーの糸・・・
もしかして、と押入れの中に仕舞ってあるマット用のウール糸を出してみた。

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太さは違うが、糸の会社は全く同じ!
この糸はノルウェーの工房に直接ファックスを送って購入したもの。
その時のいきさつは 2007年2月8日の「ノルウェーから早朝ファックス」に書いた。

糸の力が人と人とを結ぶ。
これぞ糸のリレーだ。

正月休みの作品

1年のうちで手仕事に一番集中できるのは、実はお正月。

料理も家事も暮れのうちに何とか頑張っておけば、お正月期間は堂々と手抜きできる。

とは言え、これまでのように大作にとりかかるエネルギーはなく、とりあえず小品から。

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手紡ぎウールの細いマフラー

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絹のマフラー

 

 

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先日制作したお稽古バッグは「灰色+赤」

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一昨日から織り始めたマフラーの色も灰色+赤」

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そう言えばこのブログのトップ写真も灰色と赤の紡ぎ糸

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このカラーコンビネーション、意識していなかったけれど実はかなり好きってことか・・・。

 

 

 

 

10か月も

織り始めたのは今年2月初め

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先ほどようやく織り上げ、布を機から外す。

なんと10か月もかかってしまった・・・反省!

残り糸だけで織った布 約4m・・・さて何にしようか・・・

再開はいつ?

8月3日(土曜日)、久しぶりに織り仲間たちと会った。場所は織仲間がよく利用していた「きなが」。この日はここで織り仲間Nさんの作品の他アクセサリーや手作り洋服などの展示会が開催されていた。

久しぶりに会ったみんなと最初に交わす会話は

「織ってる?」

「全然!」

「今日はここで刺激を受けようと思って・・・」

みんな同じだね。

美味しいランチを頂き、みんなからもらった刺激を持ち返り・・・

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さあ、再開!

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と言いたいところだが、この暑さで部屋はエアコンかけても30度。

「今日こそは」「明日こそは」を繰り返している。

残り物で

かつてパッチワークに熱中していた。

使い古した布を繋ぎあわせて作る美しさに魅かれた。

最初から計算して作り出す美しさとは違う、布と布の偶然の出会いが生み出す美しさに。

残り物と言えば、毎日の食事の支度時にもよく口に出る言葉。

「ごめん、今日は残り物でいい?」

買い物に行く時間がない(or 行きたくない)・・・ので、まずは予防線を張る。

そして冷蔵庫の残り物をチェック。

とりあえず、あるもので、チャチャッと作る。

あれ~、いつもより皿数が多い。しかも美味しそうなものばかり。

な~んてことがよくある。

今回、それを狙ったわけではないのだが・・・

残り糸を片っ端から経糸に整経。

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青畳色の糸はマリアのジャケット、茶色の糸は私のコート地

青色は孫のジャケット、赤は同じく孫のコート地

思い出の糸の大集合だ

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わっ、

残り物とはとても思えない!

マンクス・ロフタン

マンクス・ロフタン(Manx Loaghtan)はイギリス・マン島原産の羊の品種の一つ。

姿はこんな

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”小型で、顔あるいは脚は無毛である。顔および脚は焦げ茶色をしている。4本の角を持つものが多いが、2本あるいは6本のものもいる。角は一般的に雌羊では小さく、牡羊ではより大きく強い。”(Wikipediaより引用)

もちろん実物は見たことがなく、レアな品種の羊なので、羊毛もあまり売られていない。が、数年前、このマンクス・ロフタンの羊毛を見つけて買った。

紡いで糸にしたものの長くそのままになっていたのだが、この間からこの細く紡いだ糸を双糸にして織ってみた。

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少し厚手で身体をすっぽり覆うくらいの大きさ。

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なぜか、頭から大きなストールをかぶって雪の中を歩く母の姿が思い浮かぶ。

私の羊毛仕事のルーツは「雪」と「母」にあるのかもしれない。